2021年01月05日

「Roll Over Beethoven」


「チャックベリーとの想い出」
◆海外アーティストと共演した思い出ではベンチャーズも沢山
ありますが何といっても1981年に初来日したロックンロールの
神様と言われた「チャックベリー」ではないでしょうか!
日本公演は全5回のコンサートで渋谷公会堂2回、厚生年金会館
名古屋、大阪フェスティバルホールでした。

「チャックベリー」は演奏メンバーを各国で選抜してリハーサル
をしないでいきなり本番なのです。
どうしたら出来るのかというとロックンロールは12小節単位の
ほとんどが3コードでキーがわかれば演奏できるからです。

日本公演ではメリージェーンで有名なブリジストンの御曹司の
成毛滋さんと僕が選ばれ成毛滋さんは渋谷公会堂2回であとは
僕が3か所でした。

リハーサルがないことが分かった成毛滋さんは最初のコンサートが
新宿厚生年金会館だったのでライブをミキサーさんに頼んで
録音して家に届けて欲しいというお願いでした。
幸い僕が住んでいたところは今の六本木ヒルズのあった場所の
マンションに住んでいたので成毛滋さんの自宅があった飯倉片町
の豪邸まで徒歩で10分ほどの距離でした

最初のコンサートは無事に終わりカセットテープをお届けに
成毛滋さんの自宅へ行くと何とお手伝いさんがいて部屋に
案内されました。(ものすごい豪邸でした)
鳩山前首相ともいとこで年もおなじだったようです。
隣の家の表札には石橋とありました。(ブリッジストーン)

成毛滋さんはお茶を出してくれて「ありがとう、これで本番
バッチリだ!」と大変うれしそうにしていましたが後で聞いた
話では渋谷公会堂のコンサートの本番に遅刻して「チャックベリー」に
大変嫌われたそうです。(笑)
皆さんは成毛滋さんは長髪のイメージがありますが僕が
お宅に伺った時は坊主頭でお兄さんかと思いましたが
実はカツラだったんですね〜(笑)
と言っても禿げでは無く普段は短髪が好きだったようです。

大阪フェスティバルホールが日本公演最後でコンサートで終わると
イベンターが僕の部屋をノックしに来てこれから「チャックベリー」
が一緒に食事をしたいので来てほしいと言われホテルにあった
すき焼きのお店に行くとそこにはニコニコした「チャックベリー」
とお嬢さんの非常に優しかったイングリットベリーさんがいて
僕を隣の席に座らせご一緒にすき焼きをいただきました。
後日聞いた話では世界でツアーをして現地のミュージシャンと
食事をしたのは初めてだったそうです。

二度目に来日した時は横浜スタジアムだったそうででその頃は
もうバンドを組んでいたので呼ばれませんでしたが何やら
機嫌が最悪で演奏予定時間の半分しかやらなかったそうで
「前回来た時のメンバーのサムはどうした?」と言ったそうです
「チャックベリー」にはロスで使っていたサムという名前を
教えていたのですが数年経ったのに覚えていてくれたんですね
その話を聞いたときは本当にうれしかったです。

僕が不思議に思ったのはどうして僕の事を気に入ってくれたか
という事でした。
イベンターの方の推測では海外のミュージシャンはどうしても
対等に話かけて尊敬の念がないという事と自分が一番だと主張が
強いようで僕の場合は最初にお会いした時に深々とお辞儀をした事と
「チャックベリー」さんを尊敬していると英語で伝えた事が
原因ではないかと言っていましたが真実はわかりません

コンサートで取材に来ていた今でもある音楽雑誌「プレーヤー」
の記者さんが「チャックベリー」が僕に対する態度を見て
成毛滋さんの時と全然違うのでぜひ取材をと申し込まれたので
OKしましたが何と5〜6ページに渡って書かれていたのには
本当にびっくりしました。(笑)

そうそう、新宿厚生年金会館でのコンサートの時見に来ていた
加瀬邦彦さんと沢田研二さんが楽屋に訪ねてきたのです。
加瀬さんが「なんだ〜オサムがやっていたんでビックリしたよ」
といって僕に6月のスケジュールを聞いてきました。
ワイルドワンズが再結成してディスコメートレコードから
レコードを出すので一緒にやってほしいという内容でした
場所がハワイのスタジオだったので入っていたスケジュールを
キャンセルしてお受けしました。(笑)
その事が今でも繋がって島英二さんのバンドに参加しています。
それでは聞いてくださいチャックベリーのヒット曲で
「Roll Over Beethoven」です。
「Roll Over Beethoven」


posted by 上原オサム at 19:48| Comment(0) | 日記
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